おいおい!狭山スキー場が閉鎖だって!?営業停止の裏に潜む「やむを得ない理由」とは―|2019/2020シーズン

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池袋から40分

新宿から60分

大宮から70分

 

首都圏に住むスキーヤーにとって、最もアクセスの良いスキー場―

 

そう、それが狭山スキー場です。

 

池袋から40分ですよ?冷静に考えて凄いですよね。

 

私は会社まで電車通勤なのですが、その所要時間がおよそ40分。

 

恐らくですが、世の中の皆さんの通勤時間ってそのくらいですよね。

 

その40分でスキー場に行けちゃうって奇跡ですよね。

 

そんなティーボーイ?系スキー場である狭山スキー場閉鎖の危機にあることをご存知でしょうか。

 

2019/2020シーズンの営業を停止、狭山スキー場に一体何が。

2019年9月6日、狭山スキー場の公式サイトとTwitterで2019/2020シーズンの営業停止が発表されました。

 

 

 

 

どうやら狭山スキー場に隣接してるメットライフドーム西武ドーム)のリニューアル工事の影響を受けて営業停止が決まったようです。

 

狭山スキー場自体も「スキーハウスフロアとゲレンデ内の一部をリニューアルすることになりました」とアナウンスがありますので、一部リニューアル工事を実施するようです。

 

とにかく、皆さんご安心下さい。

 

狭山スキー場は閉鎖するわけではありません。

 

リニューアル工事をしてるだけです。

 

狭山スキー場のリニューアル内容とは?

狭山スキー場のリニューアル内容について更に調べてみました。

 

狭山スキー場に隣接してるメットライフドームは、西武グループ保有しているドーム球場です。

 

埼玉西武ライオンズのホームとなっており、以前は西武ライオンズ球場などと呼ばれていましたが、2005年からネーミングライツ、いわゆる命名権を販売しており、西武は命名権を持っていません。

 

 

上記のように名前が変わっており、今はメットライフ生命保険命名権を持っています。

 

正直、西武ドームとかって呼んだほうが分かりやすいのですが、後で詳しく触れますが、実はこの命名権販売にも「ある理由」があったりします。

 

さて、話を戻して、このメットライフドームのリニューアル工事ですが、いわゆる「ボールパーク」化のための工事だと言われています。

 

www.seibulions.jp

 

ボールパーク化、何それ?スキーの話しろよ」

 

ごめんなさい、笑

 

ちょっとだけこの話しさせて下さい。

 

難しい言葉を使っていますが、ボールパーク化とはこれまでの野球ドーム単体で集客していたモデルから、お客さんがテーマパークのように楽しめる複合施設を目指すものです。

 

野球ドームって正直野球好きの人だけが行くところって感じがしますが、ボールパーク化とはこれを脱して色んな人にドームに訪れてもらおうとするものです。

 

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狭山スキー場のリニューアル工事はこのボールパーク化に巻き込まれた形になります。

 

狭山スキー場メットライフドームどのくらい近いかというと、

 

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この赤線で囲った部分が狭山スキー場で、大きなドームがメットライフドームです。

 

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こちらは少しアップした写真で、狭山スキー場お隣の建物もリニューアル工事の真っ最中です。

 

こんな真隣でやられてしまったら営業どころじゃないですよね笑

 

まあそんなわけでメットライフドームの改修工事に巻き込まれて、狭山スキー場は今シーズンの営業を停止することにしたわけです。

 

決して、お客さんが減って運営が厳しくなったからとかそういうわけでは無いようです。

 

そして、気になる狭山スキー場のリニューアル工事の内容ですが、、、

 

具体的な内容は分かりません!笑

 

冒頭に紹介した「スキーハウスフロアとゲレンデ内の一部をリニューアルすることになりました」、この一文以上の情報は今の所ありません。

 

リフトの改修工事をするのか、あるいは2基あるリフトの片側を壊してゲレンデ幅を少しでも増やすのか、色んな妄想ができますが、現実的にはそこまで大きなリニューアルはないかと・・・

 

そもそもメットライフドームのリニューアルが主目的であることから、狭山スキー場のリニューアルはあくまで「ついで」「おまけ」にしか過ぎませんから。

 

今回のリニューアル工事に期待してる方は一旦冷静になったほうが良いかも知れません。

 

今後も新しいアナウンスがあればピックアップしていきますので、ブックマークしてお待ち下さいね!←

 

狭山スキー場が閉鎖するって聞いてるけど!

狭山スキー場」で検索すると「狭山スキー場 閉鎖」などの物騒なキーワードでサジェストされて、

 

西武グループ、スキー場を原則閉鎖へ」

 

不安を煽るような記事が表示されていますが、こちらも安心して下さい。潰れないです笑

 

狭山スキー場は前述した通り西武グループの子会社が保有し運営してるスキー場です。

 

実はこの西武グループですが、2004年に当時の経営陣の不祥事が発覚し、経営がかなり不安定になっていました。

 

その後、有価証券報告書の虚偽記載まで発覚し、一気に経営危機に。

 

その渦中で、アメリカの外資企業に出資を受けてなんとか持ちこたえます。

 

この時の流れで、アメリカからやってきた彼らは「不採算事業の整理」をするように西武グループに迫ったと言われています。

 

そんな中で取り沙汰されたのが「スキー場を原則閉鎖」だったのです。

 

西武グループは全国各地に数十箇所のスキー場を保有しており、当時は衝撃的なニュースでした。

 

(先程述べたネーミングライツの販売はこうした経営再建の流れで行われたものだったのです。)

 

しかし、その後は西武グループが自力で経営再建をし、彼らが株式を全て売却したことから、この話はフェードアウトします笑

 

なので、当時の記事がいつまで~も、検索結果に残り続けているわけです。

 

Google先生、その情報古いっす!爆)

 

皆さん安心して下さい。

 

今回の営業停止はリニューアルのためであり、閉鎖ではありませんよ!

 

狭山スキー場といえば初滑りの場所

狭山スキー場は例年シーズンのオープンが圧倒的に早いです。

 

なんと、昨シーズン(2018/2019)は10月26日にオープンしています!

 

tokorozawanavi.com

 

10月ですよ、皆さん。

 

スキーヤーにとって、いかに早く滑れるかは重要です。

 

今シーズン(2019/2020)は関東随一でオープンが早い狭山スキー場が営業停止ということもあり、スキーヤーにとっては痛手です。

 

安心して! "Yeti" あるから

でもご安心を。

 

我らにはYeti(イエティ)があります。

 

www.yeti-resort.com

 

Yetiは今年も日本一早く10月25日にオープンしました。

 

「え、10月25日って狭山スキー場と1日しか変わらないんだね」

 

そんな勘の良い、アナタ。その通り。

 

Yetiは「日本一早くオープンした」という既成事実を得るために完全に狭山スキー場に合わせてきてます。

 

「なんなんそれ。一番が大好きなんだね。」

 

そう、だってあの富士急ハイランドを運営している富士急グループのスキー場ですから。

 

総回転数世界一の「ええじゃないか」

 

最高速度世界一の「ドドンパ」

 

高さ、落差、速度世界一の「FUJIYAMA」

 

こんなアトラクションに加えて、

 

日本一早くオープンする「Yeti」

 

を運営してるわけです。らしいですよね笑

 

ただ、このYetiは富士急ハイランドの近くですので、静岡県にあるスキー場です。

 

都心からのアクセスは正直、狭山スキー場とは比べ物になりません笑

 

とはいっても、今年は狭山スキー場が営業停止してることもあって、例年よりも賑わっているようです。

 

 

 

結構人がいますよね。

 

私も先週ナイターに行ったのですが、リフトに乗るのに平均5~10分ほどの待ち時間が発生していました。

 

まあ、この点に関しては11月のスキー場は軽井沢プリンスホテルスキー場にしろ、狭山スキー場にしろ、Yetiにしろ、どこも1つしかコースがなく、リフトに人が集中するので仕方がないです。

 

かつ、人工雪のため幅も狭いですからね。ガマンです笑

 

「早く滑ろうと思ってたのに狭山空いてねぇとか。。。」

 

そんな方はちょっと足を伸ばしてYetiなどの早期オープンのスキー場に行くのが良いと思いますよ^_^

 

(今度、早オープンのゲレンデを紹介する記事を書きますね)

 

結論:今年は狭山スキー場はオアズケ!!